現場監理

私たちの責任は、図面を完成させることだけに留まりません。建築物が無事に竣工を迎え、その価値を最大限に発揮するその瞬間まで、私たちはプロジェクトに深く関与し続けます。着工中の現場へ足を運び、設計意図が隅々まで正確に反映されているかを、ユーザーの未来を描きながら確認します。

工期を遵守し、不備や欠損が発生しないよう綿密な調整を行うのはもちろんのこと、現場で働く方々のメンタルケアにも配慮することで、円滑な現場運営をサポートします。設計者が主体的に厳格な工事監理を行うことは、プロジェクトの品質維持だけでなく、コストの最適化にも大きく貢献します。

完成までに長い年月を要する建築プロジェクトでは、様々な変更や調整が必要となるケースが発生します。私たちは現場を重視し、積極的にコミュニケーションを図ることで、こうした変化にも柔軟に対応し、プロジェクトの品質と経済性を高次元で両立させます。